NCマクロの変数とは?

変数とは、数値を入れる器のようなものです。

器の名前は#と数値の組み合わせで #1 の書きます。

変数に数値を入れる場合は #1 = 100 のように書きます。

変数を指定すると器に入っている数値が取り出せます。

変数を演算することも出来ます。

演算結果で変数の値を変えることも出来ます。

演算

演算書き方
足し算#1 + #2
引き算#1 – #2
掛け算#1 * #2
割り算#1 / #2
余り#1 MOD #2

演算の順序は数学と同じです。

#1 = 1 + 2 * 3

#1には7が入ります。

演算の順序を変える場合は [ ] 角括弧を使います。

#1 = [ 1 + 2 ] * 3

#1には9が入ります。

角括弧を重ねることもできます。

#1 = [ [ 1 + 2 ] * 3 – 4 ] * 5

#1には25が入ります

変数の種類

ローカル変数

#1から#33までの変数です。メインプログラムとマクロプログラムでは別の値が入る変数です。

コモン変数

#100から#199、#500から#999までの変数です。 メインプログラムとマクロプリグラムで共通に使用する変数です。

システム変数

#1000以上の変数です。 システムの座標値や補正値などが入る変数です。 本サイトでは対象外です。